タイル浮きエポキシ樹脂ピンニング工法

ー注入している動画も有りますー

この図は外壁タイル面の断面図です。
浮き部にエポキシ樹脂を注入孔から注入し、浮きをとめるのですが、エポキシ樹脂を必要以上に注入するとタイルがエポキシ樹脂の圧力によって割れてしまいます。注入すればするほど圧力がかかり膨れ上がってくるのです。
逆に少なすぎると浮きがとまらず何の意味もありません。
ちょうど良い量というのは、浮き部の状態によって変わりますので、注入しながら打診して音で判断するのです。 技術と経験が必要!!
そしてエポキシ樹脂を注入した後は全ねじステンレスピンを挿入し、躯体とタイルを固定させる工法をエポキシ樹脂ピンニング工法と言います。

この動画は本日、施工した際に撮った動画です。
施工している職人は福井タイルのひとし君です。
私の指示で動画を撮るので、ゆっくりと分かりやすいように作業してくれています。
エポキシ樹脂は2液混合型で混ぜると硬化が始まり、時間との勝負なので本人は迷惑だったと思いますが快く引き受けてくれたひとし君に感謝です。

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